お家を買うときにかかる諸費用とは
「資金計画」でもご案内していますが、新築戸建の購入には物件の価格だけでなく、その他手続きにかかる諸費用があります。諸費用はだいたい物件価格の5%~10%ほど。一般的に以下のような項目があげられます。
【土地家屋調査士費用】
建物の表題・所有権保存登記を土地家屋調査士の先生へ依頼します。費用は調査士により異なりますが、登記費用と土地家屋調査士への報酬を合わせておおよそ10万円前後です。土地家屋調査士は売主指定が多いです。
【司法書士費用】
所有権移転・抵当権設定登記を司法書士の先生へ依頼します。登記費用と司法書士への報酬を合わせてお支払いします。司法書士は売主指定が多いです。
【固定資産税等清算金】
固定資産税はその土地と建物を所有している人が負担する税金です。1月1日に所有している人に納付書が届くので売主様が一旦まとめて納付をされ、買主様が所有した日から年末までの日割で固定資産税を売主様にお支払いします。
【火災保険料】
火災や災害による建物の損害はご自身の保険で補うためにしっかりと保険を掛けておく必要があります。保険料を抑えるために保険金額を少なくすると万が一の時に、十分な補償を受けられません。今は住んでいる場所の危険度などハザードマップ等で予め予測できるので、補償の追加検討も必要です。
現在最長5年間の火災保険を組むことが可能です。5年間で地震・家財ありでおよそ20万円~30万円ほどかかります。(補償内容による)
【仲介手数料】
仲介業者を通してお家を購入する時にかかる手数料。建売専門の業者では販売は仲介業者に任せる会社も多く、一般的には正規と言われる(売買価格×3%+6万円+消費税)の手数料がかかります。
【収入印紙】
契約書に貼付する印紙が必要です。
不動産売買契約書には約1万円、住宅ローンの契約書には約2万円が必要です。
【融資事務手数料】
金融機関にお支払いする手数料。33,000円や55,000円など金融機関により異なります。金利の低い商品やネット銀行などは融資額×2.2%と定率型となっている場合もあり、仮に融資額3,000万円の場合の融資事務手数料は66万円(3,000×2.2%)となります。
【保証料】
保証会社を通して住宅ローンを組む場合は、別途保証料が必要です。保証料は一括払いor分割払い(金利上乗せ)と支払い方法も選択できる場合があり、内容によっては諸費用が大きく変わります。
≫「住宅ローンの保証料とは? 必要な場合と不要な場合がある?」
他にも・・・
□水道加入負担金
□瑕疵保険料
□網戸やカーテンレール等の建物付属品
□引っ越し費用
□家具家電の新調
など、お家を購入する時や、入居した後でも様々な場面で費用がかかります。
正確な諸費用の数字は、購入が決まり住宅ローンの内容も固まったりと、お話しがある程度進まないと出てこない数字ですが、概算で算出することは可能です。物件の価格だけ見ていると、思わぬ出費が発生して資金計画に狂いも出ますので、諸費用を含めた全体の費用で購入を検討すると良いでしょう。
また自己資金の少ない方やまとまった資金は手元に置いておきたい方は諸費用も住宅ローンにまとめて借入することが可能です。
諸費用はお家を購入する際の必要な費用になりますので、資金計画が大切です。
ご不明な点がありましたらお気軽にお問合せください。
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